ラッシュアディクトとエマーキットはどっちがいい?成分・価格・使い方の違いを比較

ラッシュアディクトとエマーキットは、どちらも名前をよく聞くまつげ美容液です。

「結局どっちがいいの?」「違いがよく分からない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、サロンで相談しながら選びたい方や、容量・配合されている美容成分を重視したい方にはラッシュアディクト、1本の購入価格を抑え、公式通販で購入したい方にはエマーキットが選択肢になります。

どちらにも「イソプロピルクロプロステネート」というプロスタグランジン類似物質が配合されています。長さや濃さの変化を求める方に選ばれる一方、色素沈着や赤みにも注意が必要です。

この記事では、現役アイリストがラッシュアディクトとエマーキットの違いを、成分・価格・容量・使い方・購入方法を中心とした7項目で比較します。


ラッシュアディクトとエマーキットはどっちがいい?

  • サロンで相談して購入したい → ラッシュアディクト
  • 容量の多さを重視したい → ラッシュアディクト
  • ペプチドや補修・保湿成分も確認して選びたい → ラッシュアディクト
  • 1本の購入価格を抑えたい → エマーキット
  • メーカー公式通販から購入したい → エマーキット
  • 刺激や色素沈着が心配 → どちらも慎重に検討し、非PG系も候補にする

値段だけで決めるのではなく、
容量や成分、買い方まで比べるのがポイントなんだね。

ラッシュアディクトとエマーキットには共通する成分がある一方、容量や価格、その他の美容成分、購入方法には違いがあります。まずは全体を比較してみましょう。


ラッシュアディクトとエマーキットの違いを7項目で比較

比較項目ラッシュアディクトエマーキット
正式名称アイラッシュ コンディショニング セラム アドバンスEMAKED(エマーキット)
価格(税込)11,000円単品6,600円/定期5,280円
容量5mL2mL
使用回数1日1回・夜1日1回・夜
塗布部分極細ブラシ極細ブラシ
共通して確認できる成分イソプロピルクロプロステネートイソプロピルクロプロステネート
主な購入方法取扱サロン・公式ECメーカー公式通販

※価格・容量・使用方法は2026年8月時点の公式情報をもとに記載しています。販売条件は変更される場合があります。

大きな違いは、価格と容量、配合されている美容成分、購入方法です。

一方、どちらも夜1日1回、細いブラシでまつげの生え際へ塗る点は共通しています。


成分の違い|どちらもPG系に分類される

共通するのはイソプロピルクロプロステネート

ラッシュアディクトとエマーキットの全成分を確認すると、どちらにもイソプロピルクロプロステネートが記載されています。

この成分は、プロスタグランジン類似物質として扱われる成分です。当ブログでは、このような成分を配合したまつげ美容液を分かりやすく「PG系」と呼んでいます。

PG系まつげ美容液は、まつげの長さや濃さの変化を感じる方がいる一方、目元の色素沈着、赤み、かゆみが気になるケースもあります。

アイリスト
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商品名が違っても、共通する注意成分があります。
どちらを選ぶ場合も、少量・1日1回を守ることが大切です。

成分表示の並び順を見ても、「こちらのほうが濃度が高い」「こちらのほうが強い」とは判断できません。

化粧品の成分表示では、配合量1%以下の成分は順不同で記載できるためです。どちらが伸びやすいか、刺激が出やすいかを、成分表の順番だけで決めるのは避けましょう。

▶︎PG系まつ毛美容液とは?プロスタグランジン類似成分の効果と注意点を解説

ラッシュアディクトはペプチドや補修・保湿成分を配合

ラッシュアディクトには、ミリストイルペンタペプチド-17とアセチルテトラペプチド-3のほか、パンテノール、複数の植物エキスが配合されています。

乾燥や摩擦、まつげパーマによるダメージを受けたまつげにうるおいを与え、ハリ・コシのある状態を保つための成分構成です。

「長さと一緒に、まつげそのもののコンディションも整えたい」という方は、配合成分を比較する価値があります。

▶︎ラッシュアディクトの成分を徹底解析|効果・リスクをアイリストが解説

エマーキットもペプチドや保湿成分を配合

エマーキットには、パルミトイルペンタペプチド-4、ヘキサペプチド-2のほか、ヒアルロン酸Na、パンテノール、加水分解ムコ多糖、複数の植物エキスが配合されています。

まつげとその周辺を保湿し、ハリ・コシを保つための美容成分も含まれています。

エマーキットはPG系成分だけで構成されているわけではありません。目元への刺激が心配な方は、美容成分の多さだけで判断せず、イソプロピルクロプロステネートの配合も確認して選びましょう。

▶︎エマーキットの成分を徹底解析|効果・リスクをアイリストが解説


価格と容量の違い|購入価格だけならエマーキットが安い

ラッシュアディクトは5mL・11,000円、エマーキットは2mL・単品6,600円です。

最初に支払う金額だけを見ると、エマーキットのほうが4,400円安く購入できます。メーカー公式の定期購入価格は5,280円です。

一方、容量で比べるとラッシュアディクトはエマーキットの2.5倍あります。

1mLあたりで計算すると、次の金額になります。

  • ラッシュアディクト:約2,200円/mL
  • エマーキット:約3,300円/mL(単品価格の場合)

1回にブラシへ付く量や実際に使える期間は、容器や使い方によって変わります。容量あたりの価格だけでは、実際のコスパを判断できません。

1本の値段はエマーキットが安いけれど、容量まで見ると印象が変わるね。

初回の出費を抑えたいならエマーキット、内容量も確認して選びたいならラッシュアディクトという見方ができます。

▶︎まつげ美容液は1本で何ヶ月もつ?使用期間の目安と長持ちさせるコツを解説


使い方はほぼ同じ|どちらも夜1日1回

ラッシュアディクトとエマーキットは、どちらも夜1日1回使用するまつげ美容液です。

洗顔後の清潔な目元に、リキッドアイライナーを引くようなイメージで、まつげの生え際へ細く塗ります。

たくさん塗っても、よりよい変化が得られるわけではありません。塗りすぎると液がまぶたへ広がり、赤みやかゆみが起こる可能性があります。

  • 使用前にブラシについた余分な液を落とす
  • まつげの生え際へ細く塗る
  • 何度も重ね塗りしない
  • 目の中や粘膜に入れない
  • 赤み・かゆみ・痛みが出たら使用を中止する

肌が弱い方について、ラッシュアディクト公式では2〜3日に1回からの使用が案内されています。エマーキット公式の案内でも、刺激や黒ずみが気になる場合は使用を中止し、再開する場合は量や頻度を減らすよう説明されています。

一度症状が出た場合は、「少しなら大丈夫」と自己判断で使い続けないでください。症状が続く場合は、眼科または皮膚科へ相談してください。


色素沈着や刺激のリスクに違いはある?

ラッシュアディクトとエマーキットは、どちらにもイソプロピルクロプロステネートが配合されています。

そのため、「ラッシュアディクトなら色素沈着しない」「エマーキットのほうが必ず刺激が弱い」とは言い切れません。

注意したい目元の変化には、次のようなものがあります。

  • まぶたが茶色や黒っぽく見える
  • 赤みやかゆみが出る
  • ヒリつきや痛みを感じる
  • 乾燥や腫れが気になる
  • 以前と目元の印象が違って見える

2026年2月、欧州委員会の消費者安全科学委員会(SCCS)は、イソプロピルクロプロステネートを対象成分に挙げ、複数のプロスタグランジン類似物質について、まつげ・眉毛の成長を目的とする化粧品で安全とみなすことはできないとの最終意見を公表しています。

これは日本での販売禁止を意味するものではありませんが、目元へ毎日使う成分として、使用量と目元の変化に注意する必要があることを示す情報のひとつです。

アイリスト
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目元に違和感が出ているときは、変化を優先して使い続けないでください。まつげよりも、まず目元の状態を優先しましょう。

詳しい原因や対処法は、それぞれの記事で解説しています。

▶︎ラッシュアディクトは色素沈着する?原因・使い方・対策を解説

▶︎エマーキットは色素沈着する?原因と注意点を解説


購入方法の違い|正規販売ルートを選ぶ

ラッシュアディクトはサロン専売品として知られていますが、現在は取扱サロンのほか、ブランド公式ECでも購入できます。

エマーキットは、水橋保寿堂製薬の公式オンラインショップで単品購入と定期購入が用意されています。

どちらも知名度が高く、インターネット上ではさまざまな販売者の商品が見つかります。極端に安い商品や販売元が分かりにくい商品は避け、公式サイトや正規取扱店を選びましょう。

価格と一緒に、誰が販売しているかも確認すると安心だね。

エマーキットの店舗販売については、こちらで詳しくまとめています。

▶︎エマーキットはドラッグストアで買える?市販店舗と正規購入方法を解説


ラッシュアディクトを選ぶ人

ラッシュアディクトは、次の条件を重視する方の候補に入ります。

  • 取扱サロンで相談して選びたい
  • 5mLの容量を重視したい
  • ペプチドや補修・保湿成分も確認して選びたい
  • まつげパーマによる傷みや乾燥が気になる
  • 1本11,000円でも続けられる

ラッシュアディクトは取扱サロンが多く、アイリストへ相談してから購入できます。まつげの状態を見てもらい、塗る量や使い方も確認したい方に合う選択です。

一方、1本11,000円と購入価格は高めです。また、サロンで販売されている商品だから刺激が起こらない、というわけではありません。目元の変化を確認しながら使用しましょう。



エマーキットを選ぶ人

エマーキットは、次の条件を重視する方の候補に入ります。

  • 1本の購入価格を抑えたい
  • メーカー公式通販で購入したい
  • 単品購入と定期購入から選びたい
  • すでにエマーキットを使い、目元に問題が出ていない
  • 容量は2mLで十分と考えている

エマーキットは単品6,600円のため、ラッシュアディクトより最初の購入価格を抑えられます。メーカー公式通販から直接購入でき、定期購入が用意されている点も特徴です。

「ラッシュアディクトより安いから初心者向け」とは限りません。エマーキットにもPG系成分が配合されています。初めてまつげ美容液を使う方や敏感肌の方は、成分と注意点を確認してから選びましょう。


刺激が心配なら非PG系まつげ美容液も選択肢

ラッシュアディクトとエマーキットは、どちらも長さや存在感の変化を求める方から選ばれています。

過去にまつげ美容液で色素沈着、赤み、かゆみが出た方や、もともと目元が敏感な方は、慎重な判断が必要です。

刺激への不安が強い場合は、イソプロピルクロプロステネートを配合していない非PG系まつげ美容液も比較対象に入れてください。

非PG系は、今あるまつげの保湿や補修、ハリ・コシのケアを重視した商品が中心です。PG系と同じ変化を保証するものではありませんが、毎日のケアを続けやすいかという視点では有力な選択肢になります。

アイリスト
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まつげ美容液は、変化の大きさと同じくらい、目元に無理なく続けられるかも大事ですよ!

▶︎敏感肌向けのまつげ美容液5商品を紹介した記事


ラッシュアディクトとエマーキットのよくある質問

どちらのほうがまつげが伸びますか?

どちらが必ず伸びるとは言い切れません。

ラッシュアディクトとエマーキットには共通するPG系成分が配合されていますが、処方全体は異なります。また、まつげの状態や毛周期、使用量、体質によっても感じ方は変わります。

口コミの多さだけで決めず、価格・容量・購入方法・目元との相性で選びましょう。

色素沈着のリスクに違いはありますか?

成分表だけでは、色素沈着リスクの差を判断できません。

どちらにもイソプロピルクロプロステネートが配合されており、使用量や肌質によっては目元の色が暗く見える可能性があります。塗りすぎず、変化が出たら使用を中止してください。

まつげパーマやマツエク中でも使えますか?

一般的に、どちらもまつげパーマやマツエク中に使われています。施術直後の目元では、刺激を感じる場合があります。

施術当日はサロンの案内を優先し、赤みや違和感があるときは使用を控えましょう。マツエク中は、美容液が接着部分へ大量に付かないよう注意してください。

ラッシュアディクトからエマーキットへ変更できますか?

変更はできますが、2本を重ねて使う必要はありません。

今使っている商品を終了してから次の商品へ切り替えると、目元に変化が出た場合も原因の切り分けが明確になります。赤みやかゆみが出ている場合は、別の商品へすぐ切り替えず、まず使用を中止して目元を休ませましょう。

ラッシュアディクトとエマーキットを併用してもよいですか?

本記事では併用を勧めません。

共通するPG系成分が配合されており、2本を重ねても変化が大きくなるとは限りません。塗る量が増えると目元の負担も増えるため、どちらか1本を使用方法どおりに使いましょう。

偽物を買わないためにはどこで買えばよいですか?

ラッシュアディクトは公式ECまたは正規取扱サロン、エマーキットはメーカー公式通販を選びましょう。販売元を確認できる購入先が基準です。

大幅に安い商品や販売者情報が分かりにくい商品は避けるのが無難です。


まとめ|サロン相談や容量ならラッシュアディクト、購入価格ならエマーキット

ラッシュアディクトとエマーキットは、どちらも夜1日1回使用する細筆タイプのまつげ美容液です。

選び分けをまとめると、次のようになります。

  • サロンで相談したい・5mLの容量を重視したい → ラッシュアディクト
  • 1本の購入価格を抑えたい・メーカー公式通販を利用したい → エマーキット
  • 刺激や色素沈着が心配 → どちらも慎重に検討し、非PG系も比較する

ラッシュアディクトとエマーキットには、どちらにもイソプロピルクロプロステネートが配合されています。

「どちらが強いか」だけで決めず、目元の状態、価格、容量、購入方法、無理なく継続できるかを基準に選びましょう。

少量・1日1回を守り、赤みやかゆみが出た場合は無理に続けないようにしましょう。

どちらにも決めきれない方は、PG系と非PG系を目的別に比較したこちらの記事も参考にしてください。

▶︎目的別にまつげ美容液11商品を比較した記事


参考資料

  • soaddicted「ラッシュアディクト アイラッシュ コンディショニング セラム アドバンス」
  • soaddicted「ラッシュアディクト・ブロウアディクトのご使用方法」
  • 水橋保寿堂製薬「EMAKED(エマーキット)」
  • 水橋保寿堂製薬「エマーキット 全成分表示」
  • 欧州委員会 消費者安全科学委員会(SCCS)「Scientific Opinion on Prostaglandin Analogues」(SCCS/1680/25、2026年2月2日最終版)

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